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Books; 「木下杢太郎の本」 2004/7/19

  • Posted by: TORU
  • 2004-07-19 Mon 04:54:40
  • Books(本)
Books; 「木下杢太郎の本」 2004/7/19
*** 木下杢太郎詩集 ***

神田の古本屋街にて木下杢太郎詩集を見つけました。均一台(100円)の端っこで埃を被っていました。安い、買いです。

木下杢太郎(Kinoshita, Mokutaro;1885~1945)(本名;太田正雄)は、静岡県伊東の生まれで、詩人、劇作家、医学者という多才な人。1908年に北原白秋らとパンの会を結成。文学での業績もさることながら、医者としても日本における医真菌学の祖でもあるそうな。(水虫とかそういった菌の研究です。)
絵もさすがに上手く、日本の敗戦が濃厚になりつつある1943年3月から没年まで大学構内、庭、路傍の野草の写生を続け、後に「百花譜」として刊行されています。(伊東にある木下杢太郎記念館*1で絵葉書が売ってます。)

しかし、何でも興味があったのでしょうね、晩年の作品「すかんぽ」*2では、食べられる植物を書き綴っています。

「ハコベ。ウシハコベ。タンポポ(葉と根と)。オニタビラコ(葉)。春如※。タチツボスミレ。枸杞(くこ)(葉)。イロハカヘデ(葉)。山吹の新芽。藤の芽と蕾。榎(えのき)の新芽。ギバウシユ。ナヅナ。ヤブカンザウ(新芽)。ツハブキ(莖)。雪の下の嫩葉。ミミナグサ。スズメノヱンドウ。ヒルガホの嫩葉。ツクシ。アカザ(嫩葉及び果實)。カタバミ。ネズミモチの實(炒(い)り粉にしてコオヒイの代用)。ヨメナの新芽。椋(むく)の新芽。桑の新芽。柿の新芽。オホバコ。イヌガラシ。オホバタネツケバナ(水上の葉)。ヰノコヅチの新芽。トトキ(ツリガネニンジン)。スズメノヤリ。イヌビエ。ユヅリハの新芽。ジヤガタラ薯の新芽。ハマビシヤ(ツルナ)。ツユクサの嫩葉。スベリヒユ。クサギの嫩葉。スミレ。ツボスミレ。カラスノヱンドウの莢(さや)等。」

小生の友人にもいますよ、野草やら木の芽やらを食って、食って、食いまくっている輩が。

<すかんぽの最後の部分>
「數日後の夕、寄道してその少許(せうきよ)を採取し、クロオルカルキとか云ふもののうちに漬くること一日、之を短く切つて、まだ廚房に少し殘つてゐた油と鹽とを點じて食べ試みた。そしてその酸き味のあとに舌に觸れる一種の※澤(きやうたく)に邂逅して、忽然として疇昔(ちうせき)の情を囘想したのである。
 すかんぽの話は之を以て終る。一箇月以來胃腸に疾(しつ)を得、可食の雜草からは遠ざかつてゐる。」

この後、そのまま入院し60歳で胃癌のため逝去しています。

*1木下杢太郎記念館
伊東に行くなら、「はと○」かも知れませんが、それはさておき、ぜひ伊東の駅前をぶらぶら散策することをお勧めします。(栗蒸羊羹がおすすめです。)

*2木下杢太郎の作品
青空文庫で公開されています。


修正追記;2009年9月19日
リンクが切れているを修正。加筆修正。
伊東には大学の同級生が住んでいた。今はご実家はどうされていらっしゃるのかな。
皆んな元気にしているのかなあ。

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