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追悼、灰谷健次郎

  • Posted by: TORU
  • 2006-12-05 Tue 19:21:00
  • Books(本)
先日(11月23日)、灰谷健次郎(Haitani,Kenjirou)が亡くなった。
小学生の頃、学級文庫に「兎の眼」があったが殆ど素通りに近かった。その後暫く灰谷作品からは遠ざかっていたが、大学生になってから、「海の図」をはじめとする海山を舞台とした作品群は心動かされた。灰谷作品はこどもに優しい。更に言うと「生」に対する優しい眼差しがある。そんな青臭い作品群ではあるが新鮮であった。それから殆どの作品を買い集めた。共感できない作品もあったが「生きる」ことの矛盾も含めた作品として、愛してやまなかった。ご冥福をお祈りいたします。

そんな僕が灰谷作品をあるときから買わなくなった。それは97年のことだ。
その理由は灰谷の作品が新潮社で読めなくなったからだ。

97年、神戸連続児童殺傷事件の際、新潮社の週刊誌「フォーカス」は、当時中学3年生であった加害少年の写真を公開した。これに対し彼は、抗議のため新潮社に対し執筆拒否をし、全ての著作の版権を新潮社から引き揚げた。このため、その後の作品は角川書店から出ている。

これにはまいった。これまでの灰谷作品は全て新潮社で集めていた。角川書店には申し訳ないが、僕は角川文庫の装丁が気に入らない。本は作品の中身だけではない。その触った感じや表紙や文字の組み方、サイズなんかも全然異なる。角川文庫は「文庫本」としては今ひとつなのだ。

昔の角川文庫は「文庫の大御所」であり、本当に良い作品を収録していたが、今は「売れる」本が収録の中心であるし装丁もその「時代の気分」は捉えているが節操はない。一方で新潮は「本」として纏まっている。大手では新潮社が好きな出版社なのだ。

それゆえ「抗議の仕方として他にもあったのではないか。独善的過ぎないか。」と当時思った。それ以後も図書館では借りても本は買わなかった。いまだに残念だ。

新潮の週刊誌だけではない、報道の自由を隠れ蓑にした「覗き見」商売については、いまも何一つ変わっていない。売れるのだから。近年の青少年にからむ犯罪と報道を見ると、当時問われたことは、何一つ解決していない。僕は覗きたくはない。
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