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本棚:「千の命」 

  • Posted by: TORU
  • 2006-11-18 Sat 13:04:14
  • Books(本)
「千の命」(植松三十里著/講談社/2006年6月)を読んだ。先月NHKの週刊ブックレビューで紹介され、翌日にはこの本を読み終えていた。賀川玄悦という産科医の大人物についての伝記であるが、その人間臭さがにじみ出ている、良い本だ。我が家の本棚に。

 江戸中期の医者、賀川玄悦(Kagawa, Gen’Etsu:元禄13年-安永6年/1700-1777)は、本来は按摩/鍼灸の人で医者ではなかったが、独学で古医方を学び産科を独習した人物だ。当時、お産は今以上に命がけだった。そんな中、回生法(鉄鉤法・切胎術)というわが国最初の産科手術を行い、数多くの産婦の生命を救った。「生」への執念の人、人間愛の人である。まさに日本の産科医の祖だ。その後、門弟らによって賀川流産科が継承され、明治以降の西洋産科学受容の素地を作った。

 賀川玄悦の業績の一つは「正常胎位」の発見である。それ迄は、胎児は子宮内では頭を上に臀部を下にして位置しており、陣痛が始まると一回転して頭が下に向かうと考えられていた。が、これが誤りであり妊娠中期頃から頭が下に位置するのが正常であることを初めて唱えたのは、William Smellie(1697-1763)であり、日本では玄悦であった。二人は独立に1750年前後(寛延3年頃)にこのことを発見した。
 
「だれでも、お母ちゃんが命がけで生んでくれはったんやから、大事に生きなあかん。」ーその通りですね。
 
Smellie,William(ウィリアム・スメリー)(1697-1763)
http://en.wikipedia.org/wiki/William_Smellie_%28obstetrician%29
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