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2008年10月 Archive
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Cabbageとあうのは豚肉、そして虫の音。
- 2008-10-05 Sun 16:37:23
- Arts & Style

Cabbageといえば、先日Nappa(白菜)が英語になっているという話をしました。もともとの英名はChinese Cabbage。我が家でのお奨めは「豚肉と白菜のたいた」のです。この二つは本当に相性がとてもよく、この二つは美術館でもすぐ近くにあります。
何のことを言っているかといいますと、台湾の故宮博物館のこと。超人気スポットでいつも人だかりだそうです。昨年僕が見に行ったときも人だかりで、展示ガラスが人の皮脂でぺとぺとになるぐらいじっくり見ています。この清代の名作「翠玉白菜」、写真か何かで一度は目にしたことがある人も多いでしょう。そして豚の角煮そっくりの「猪肉翡翠」。こういう素材を見つけてきて芸術の域まで持っていくという人間の力は本当に感心します。その展示品の数や到底すべてを見れるようなものではなく、人の歴史のすごさを感じます。北京にも故宮博物館がありますが、前世紀に戦争と革命で失われたものが膨大な数に上ること、何てことだ、と思うほかありません。日本がその歴史の重要な一因であることを考えると心が痛いですね。
ところでこの翠玉白菜にはキリギリスとコオロギが彫りこまれています。そういえば日本では昔、キリギリスとコオロギは逆だったといいます。「何で逆になったんだろう」ということを考えながら、今の世でどちらがどちらとわかるほど虫に詳しくもなく。ああ、秋の虫の音だなあ、ぐらいの人が多いのではないでしょうか。
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしき ひとりかも寝む 「新古今集」
(意味)こおろぎが悲しそうに鳴いている。霜のおりた夜の寒々としたむしろの上に、
着物の片側を下にしいて、独り寂しくねるのかなあ。
と詠んだのは後京極摂政前太政大臣、藤原良経(Fujiwara-no-Yoshitsune)。ホームレスだネットカフェ難民だなんて言って「蟹工船」が流行るという現代からみれば、嫌味な歌にも聞こえなくもないですが、でも良い歌ですね。
こちらアメリカでも、月夜の虫の音、秋ですね。
皆さんのご近所では、電気を消したらどんな虫の音が聞こえますか。
キャベツ畑には奴がいる!
- 2008-10-05 Sun 16:22:45
- U.S. Life

先日、我が家に男の子が生まれました。「人の親」初心者となったわけです。夫婦にとってこんなにうれしいことはありません。毎日変化があってとても可愛らしい。そしてなによりも面白い。又日本から離れているため、わざわざ妻の母、私の母がそれぞれ来てくれて本当に助かります。
赤ん坊がどこからやってくるのかという話で、よく言われる「コウノトリが子供を運んでくる」、というような話は欧州からきたそうですが、その手の話の中で印象深いのは「キャベツ畑からやってくる」という話。この話は子供の頃、キャベツ畑人形という不細工な顔の人形が流行ったときに聞いた話です。キャベツ畑人形=Cabbage Patch Kidsは1983年にGeorgia州Atlantaから近いClevelandに誕生しました。(Xavier Roberts とおもちゃメーカーが契約して世に出た。)その頃生まれたキャベツちゃん達は2008年現在、25歳になります。そんなに大きくなったかあ、と感慨一入です。もう子供がいるかもしれません。キャベツの子はキャベツなんでしょうね。
もともとは一体ごとに異なって手作りされた人形であり、子供のように慈しんで育てるようにしてきた人形。人の親となった今、そう考えるとあの頃はちょっと顔が不細工だと思っていた人形もかわいく思えます。Xavierの親が「キャベツ畑から来たのよ。」なんていうお話をしなければ、子供がキャベツ畑からやってくる、なんていう話は僕も耳にすることはなかったでしょう。2008 年現在、キャベツ畑生まれのキャベツちゃんたちは、なんと115million、1億越えというから驚きです。日本人並に世界中にいるわけです。
キャベツ畑人形
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